三聚陽光の主任弁護士。特許訴訟分野において15年の実務経験を有し、これまでに500件を超える特許紛争案件（訴訟価額総額約20億人民元）の代理を務める。担当案件のうち20件以上が国家級および省級の栄誉ある賞を受賞。クライアントには、グリー・エレクトリック（格力電器）、珠海冠宇（Zhuhai CosMX）、中創新航（CALB）、アントグループ（蚂蚁金服）、ハイアール（海尔）、Semcorp（恩捷股份）、Infore Environment（盈峰环境）、Glodon（広聯達股份）など、世界トップ500企業や有力上場企業が多数含まれる。Chambers Greater China Regionガイドにおいて、知的財産訴訟分野のリーディングロイヤーとして連続で選出。また、数十の省級以上の政府機関等において、知的財産専門家データベースの専門家として登録されている。

主編として『特許権確定の攻防戦略－特許無効及び行政訴訟事例精解』を出版。特許の創造性、特許侵害判断などをテーマとする論文を数十編発表。関連協会が主催する『中国専利法実施細則』や『専利審査指南』などの改正に関する検討会にも複数回参加し、専門的知見を提供している。

北京、南京、蘇州、長沙などの知的財産局及び保護センター、中国科学院、中国政法大学、北京科技大学などの高等教育機関、首都知的財産サービス業協会、中国特許保護協会など、多くの機関からの招聘を受け、特許弁護士、弁理士、審査官、大学生などを対象に、特許権保護に関する講演を多数実施。

経験豊富な弁護士、弁理士、元特許審査官、元裁判官など40名以上から成る知的財産紛争解決チームを組成・統括。チームのサービス範囲は、全技術分野における特許・商標紛争の解決、及びあらゆる種類の知的財産紛争の解決を網羅している。チームを率いて、2024年度「推奨すべき特許無効訴訟サービス機関」、2023年度「特許無効訴訟サービス機関TOP2」、2018-2019年度「中国知的財産訴訟代理機関 特許行政部門TOP10」及び「傑出した知的財産訴訟チーム」などの栄誉を獲得。

機械、メカトロニクス、材料、化学工学、電子制御などの技術分野における特許無効審判、特許行政訴訟、特許侵害訴訟、及びその他の特許紛争処理。

• Chambers Greater China Region 知的財産訴訟分野 リーディングロイヤー
• 中国「50歳以下の知的財産エリート弁護士50人」
• 第3回・第4回「中国優秀知的財産弁護士TOP50」
• 「中国特許弁護士トップ10」
• 北京市「第一期知的財産サービスリーディング人材」
• 2019-2020年度 北京市優秀弁理士「傑出弁理士」
• 国家海外知的財産紛争対応指導専門家
• 江蘇省・浙江省 海外知的財産紛争対応指導専門家
• 北京・深圳・杭州・無錫・済南・長沙・ウルムチ各市 知的財産専門家データベース専門家
• 首都弁理士人材バンク講師、江蘇省知的財産サービス研修講師
• 中国特許保護協会及び汕尾市調停委員会 調停委員、焦作仲裁委員会 仲裁委員、汕頭市行政裁決専門家
• 第2期首都知的財産サービス業協会権益保障委員会 委員、第3期北京市弁理士協会訴訟・紛争解決専門委員会 委員
• 中華全国弁理士協会 理事、北京市イノベーション・起業知的財産サービス指導員
• 『精品知識産権法律服務品牌指南（2023）』弁護士名簿に選出
• 2023年度 律新社 知的財産専門分野「リーディングロイヤー」ブランドスターにノミネート
• 2024年度 紛争解決分野ブランドスター実力弁護士にノミネート

• 「特大耐撓性櫛形橋梁伸縮装置」標準必須特許侵害事件：『最高人民法院 2022年度全国50大典型判例』、『最高人民法院 知的財産法廷 2022年度典型判例』に選定
• 「磁気抵抗技術に基づく磁性図形表面磁場検出用磁気ヘッド」発明特許権帰属訴訟事件：『最高人民法院 知的財産法廷 2021年度55件典型判例』に選定
• グリー（格力）対 美的（Midea）「軸流ファン」発明特許無効審判事件：『国家知識産権局 2021年度全国特許復審無効十大案件』に選定
• 「液体レンズ駆動用ボイスコイルモーター及びそのレンズ群」特許無効審判事件：『国家知識産権局 2020年度全国特許復審無効十大案件』に選定
• 「製品品質追跡偽造防止システム及び追跡偽造防止方法」特許侵害紛争事件：『北京市 2017年度特許行政保護十大典型案件』、『国家知識産権局 2017年度特許権侵害・模倣取締十大典型案件』に選定
• 「インターネット入退室管理一時ユーザー認証装置及び方法」特許侵害紛争・特許無効審判事件：『北京市 2017年度特許行政保護十大典型案件』、『国家知識産権局 2017年度全国復審無効十大案件』に選定
• 「安全なリチウムイオン電池」特許無効審判事件：『国家知識産権局 2023年全国復審無効十大案件』に選定
• 「一種の錠」発明特許行政訴訟事件（(2020)京73行初13151号）：北京知識産権法院『特許授権確権審判案例分析（2014-2024）』に収録
• 「一種の作業機械」発明特許無効審判事件：『2023年度特許復審無効典型案件決定要点集』に収録
• 「酸性水中油型乳化液状調味料」発明特許無効審判事件：『2023年度特許復審無効典型案件決定要点集』に収録
• 「ゴマ含有酸性液体調味料」特許無効審判事件：『2023年度特許復審無効典型案件決定要点集』に収録
• 東威電鍍（DONGGUAN DONGWEI ELECTROPLATING EQUIPMENT TECHNOLOGY CO., LTD.）科創板（STAR Market）上場プロセスにおける一連の特許侵害、特許無効、特許行政訴訟事件：『蘇州市優秀サービス事例』に選定
• グリー（格力）対 奥克斯（AUX）「モーター転向取付台座」「PGモーター故障自動検出方法」「コンプレッサー」等、業界に重大な影響を与えた一連の特許無効、侵害訴訟、行政訴訟紛争事件（訴訟価額3億元超）
• 沃得農機（WORLD）「コンバイン用カッターテーブル」「送穀装置及び当該送穀装置を有するコンバイン」等に関する特許侵害訴訟事件（関連特許は全て無効、訴訟価額4億元）
• 光峰科技（Appotronics）対 デルタ（Delta）「放熱アセンブリ及び当該放熱アセンブリを有する投影装置」一連の特許侵害訴訟及び無効審判事件（訴訟価額4800万元）
• 中創新航（CALB）対 寧徳時代（CATL）「電気接続片及び電池モジュール」「電池トップカバー部品」等、新エネルギー分野における一連の特許紛争事件（訴訟価額5.18億元）
• TCL空調器（中山）有限公司 無効行政訴訟事件（(2019)京73行初3009号）：クライアントのために3000万元の経済的損失を回避
• ハイアール（海尔）対 シャオミ（小米）「スマートデバイスのシーンモードをカスタマイズする方法及び装置」特許無効及び侵害紛争事件（訴訟価額1500万元）
• 珠海冠宇（Zhuhai CosMX）対 ATL「一種の陰極極片及び電池セル」「一種の巻回型電池セル」等に関する特許無効紛争及び侵害訴訟事件（訴訟価額2億元超）
• 珠海冠宇（Zhuhai CosMX）対 ATL「リチウムイオン電池」「電気化学装置」等、新エネルギー分野における特許紛争事件（訴訟価額5億元超）
• 国内農機企業 対 株式会社クボタ 農業機械関連特許に関する一連の無効紛争案件
• 医療企業 対 メドトロニック「血管内介入用装置」「除去可能な結合血栓装置塊」特許無効及び行政訴訟事件
• 医療企業 対 世界トップ500企業 エチコン・エンドサーgeri（Ethicon Endo-Surgery, Inc.） 複数特許無効事件
• ギャランツ（Galanz）「一種の陰極部品用上金型及び金型部品」「一種のマグネトロン陽極部品ろう付け治具」等10件の特許無効紛争事件
• 国内企業 対 BASF社 「ポリヒドロキシメチル化合物の製造方法」特許侵害訴訟及び特許無効事件
• 国内凱斯医療（Kaisi Medical）「患者下肢の血液循環を改善する装置」特許侵害及び特許無効事件
• 国内企業 対 ドイツWAGO社 一連の特許無効及び侵害訴訟事件
• 山東奥諾（Shandong Aonuo）対 陳林書 特許無効事件（訴訟価額2000万元超）
• 寧波東海（Ningbo Donghai）対 米国センシング・スペクトラム社（Sensing Spectrum） 特許無効及び行政訴訟事件

• 『特許権確定の攻防戦略－特許無効及び行政訴訟事例精解』

本書は、特許権確定プロセスにおける攻防戦略を深く分析し、代表的な特許無効審判請求及びその後の行政訴訟事例を選りすぐり、詳細かつ精確な解説を行っています。特許権確定に関する法規と実務を体系的に整理するだけでなく、事例の背後にある法理論的ロジックと実戦経験を掘り下げており、特許権者、弁理士、弁護士、裁判官、及び知的財産分野の学者や実務家に対し、理論的深みと実戦的指導価値を兼ね備えた権威ある著作を提供することを目的としています。

• その他、特許の創造性、特許侵害判断などをテーマとする論文を数十編発表。

• 2025年度
  • 1月4日、アジア知的財産人材フェスティバルにて「知的財産弁護士のキャリアプランと発展」をテーマに講演
• 2024年度
  • 9月28日、グローバル医薬・医療知的財産エコシステム大会にて「医療機器特許無効の攻防戦略」をテーマに講演
  • 8月22日、中国知的財産・イノベーションサミット（深圳）にて「技術系案件における訴訟による権利保護戦略と実践」をテーマに講演
  • 8月14日、36Kr（36気）より新エネルギー業界の特許戦争に関する取材を受ける
  • 6月26日、第3回知的財産業界フォーラムにて「技術系案件における訴訟による権利保護戦略と実践」をテーマに講演
  • 4月26日、律新社の取材を受ける
  • 4月18日、中国知的財産・イノベーションサミット（上海）にて「技術系案件における訴訟による権利保護戦略と実践」をテーマに講演
  • 4月11日、企業国内外貿易特許訴訟及び対応検討会にて「高額特許訴訟案件における応訴戦略」をテーマに講演
• 2023年度
  • 12月7日、中国知的財産・イノベーションサミットにて「高額特許訴訟案件における応訴戦略」をテーマに講演
  • 11月15-17日、第3回知財最前線 医療機器フォーラムにて「高額特許訴訟案件における応訴戦略」をテーマに講演
  • 8月24-25日、中国知的財産・イノベーションサミットにて「高額特許訴訟における応訴戦略」をテーマに講演
  • 5月12日、グローバル自動車知的財産サミットにて「自動車産業における知的財産リスクとその管理」をテーマに講演
  • 5月4日、知享課堂にて「研究開発主導型企業の特許権帰属紛争における攻防戦略」に関する特別研修を実施
  • 3月15-17日、第2回知的財産業界フォーラムにて「医療機器特許無効審査の動向」をテーマに講演
• 2022年度
  • 12月29日、「企業における知的財産リスク評価と管理」に関するオンラインセミナーを配信
  • 8月15日、12月14日、「IPO前の知的財産リスク調査と回避」に関するオンラインセミナーを配信
  • 4月27日、「特許無効の攻防戦略」に関するオンラインセミナーを配信
• 2021年度
  • 11月3日、亦企サロンにて「企業のIPOプロセスにおける知的財産コンプライアンスと訴訟リスク及び対応」をテーマに講演
  • 11月3日、『専利法及び実施細則』改正検討会に参加し、特許オープンライセンス、特許無効審判手続、ハーグ協定、優先権回復、特許権評価報告書等に関する改正提案を行う
  • 6月19日、中国政法大学「知的財産大学院教育と人材育成特別検討会」にてテーマ発表