「実験室用深層フィルタ」の特許が無効になりました

公開日:2025-01-27 閲覧数:257

このほど、北京三聚陽光知理権取務有限公司と北京易聚法律事務所の共同代理人である賽普(杭州)濾過科技有限公司の1件の特許が無効であると結審しました。国家知識産権局は第565066号の無効審査決定を下し、杭州科百特濾過器材有限公司が保有する第202221986726.3号の「一種の実験室用深層フィルタ」の実用新案特許権を全て無効と宣告しました。
特許法22条3項には、「その発明は、従来の技術に比べて、著しい実質的特徴および著しい進歩を有するものであり、この実用新案が実質的特徴および進歩を有するものである」と規定されています。
本件において、特許請求項1は実験室用深層フィルタの保護を要求しています。証拠1では、多層多空間フィルタが開示されています。両者の違いは、エビデンス1では、フィルターが実験室で使用されていることが明示的に開示されていないことです。
しかしながら、フィルタの従来の使用形態として、実験室でフィルタを使用することは当業者にとって容易に考えられ、技術的効果が期待できるものであり、本特許請求の範囲1と同一の構造を有するフィルタが開示されている証拠1に基づき、実験室で使用されることによって予期せぬ技術的効果を生じない請求項1に記載の保護を求める技術は、当業者にとって明白なものであり、請求項1に記載の保護を求める技術は、実質的特徴および進歩を伴わず、したがって特許法22条3項に規定される創造性を有しないものである。

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